はじめての発表会~0・1・2歳児~

3年振り開催の3歳未満児発表会。0・1・2歳児共に初めての発表会となり、感染症対策で年齢別入替制で実施しました。

●0歳児(たんぽぽ組)

見るもの、聞くもの、触るもの・・・日常の全てが新しく新鮮な0歳児(たんぽぽ組)では、あやされて笑ったり、喃語があらわれたりなど人との関わりのなかで思い思いに表現することを楽しめるよう、様々な遊びを取り入れて過ごしています。

そんな日頃の様子から子どもたちが大好きな絵本や手遊び歌を楽しむ様子を発表会に取り入れました。

 絵本のシーンを真似てからだを動かしたり、お気に入りの場面で指さしをしたり、声を出したり、「あか」などの言葉もそれらしく話したりするいつも楽しんでいるやりとりをステージ上で披露しました。

 最後はお家の方と一緒に子どもたちが普段楽しんでいるふれあい遊びを楽しみ、終始和やかな雰囲気で「はじめての発表会」を終了しました。

●1歳児(ちゅうりっぷ組)

いろいろな大人との関わりを通して語りかけられた言葉を真似るようになり、やりとりすることも楽しみながら沢山の言葉を吸収し、名前を言うこともできるようになりました。お友だちの名前を呼んで一緒に遊んでいる様子から、名前を言うこと、「おべんとうばこの歌」の手遊び歌を発表しました。

また、歩く、走ることから段差の登り降りやジャンプすることも楽しんでいる様子から室内用すべり台の登り降りに挑戦しました。

最後は音楽に合わせて子どもたちの手作りマラカスを鳴らしたり、からだを動かすことを発表しました。

●2歳児(ひまわり組)

ジャングルジムの登り降りから鉄棒などにぶら下がることもできるようになり、砂場などの囲いの上を歩く遊びの経験から平均台の上もあるくことができるようになりました。できるようになったことが嬉しくて「見ててね!」と話したり、できた時には「ほら、すごいでしょ!」と誇らしそうな表情で教えてくれる様子から運動遊びの発表を行いました。

当日は沢山のお家の方の前で恥ずかしがり保育者に抱っこを求める様子も見られました。

いつも楽しんでいる跳び箱からのジャンプに誘う保育者の声がけに「やらない」と教えてくれるやりとりでは、泣いて嫌がるのではなく、やりたくない気持ちも言葉でお話してくれる様子が見られていました。

恥ずかしがりながらも挑戦し、待っていた保育者のもとに駆け寄る時の表情は、はにかみつつも挑戦できた喜びで嬉しそうでした。

また、年長のお姉さんたちが発表会で披露した踊りを見てから憧れて衣装を身につけて楽しんでいた踊りも披露しました。

最後は「どんな色が好き」の歌をみんなで一緒に歌いました。手作りマイクの持ち方も素敵でした!

当園では乳幼児期に大人との情緒的な絆を形成し、大切にしてもらえる経験から「ありのままの自分」でよいことを実感し、安心感に包まれて生活するなかで子どもたち一人一人が安心して「自分の思いを表現すること」を大切にしています。「やってみたい」ことはもちろん、「やりたくない」ことも安心して伝えられるよう子どもたちの思いをしっかり受け止めていきたいと思います。